春爛漫。山々がまぶしいほどの新緑に輝きはじめる頃。それは、種々の山の幸の美味しさを楽しめる頃でもあります。
その時季に最高の美味しさを味わわせてくれる旬の自然食材たち。
天然ものならではの豊かな風味をどうぞご堪能ください。


  美味しさもたけなわ
野山の恵みが勢揃い


当苑の庭や周辺の野山から毎日、主人(あるじ)がせっせと採ってくる山菜。
ワラビ、アイコ、シドケ、ミズ、山ウド、・・・etc.
アイコやシドケはおひたしに。
アイコはシャキシャキとした歯触りで、クセも少なく、さっぱりとした美味しさ。お醤油やマヨネーズでお召し上がりください。
シドケは独特の風味が口中に広がる何とも言えない美味しさ。山菜の王様とも呼ばれています。アイコと同様にお醤油やマヨネーズなどでお召し上がりください。
近くの山で採れる天然の山椒の若芽は、当苑秘伝の佃煮に。旬の短い期間で少量しか作れないものの、山椒の風味豊かな味わいは、お酒のおつまみとしても最高です。
   
ミズ ユキノシタ
コゴミ アザミ
ヤマウド タラノメ
ヤマニンジン ニョウサク
   
樅峰苑の人気No.1といえば
雄物川で獲れる川蟹料理


当苑を包み込むように滔々と流れる雄物川。
そこで獲れる川蟹を食材とした当苑ならではの川蟹料理は
素朴な料理ながらも深い味わいと独特の風味で
当苑を代表する人気の料理です。
蟹ミソをふんだんに使った蟹ミソ焼き、天ぷら、蟹をまるごと入れた蟹酒など
ここでしか味わえない味覚をお楽しみいただけます。

川蟹料理



     
  寒い季節の定番料理といえば「鍋」。
当苑オリジナルの「だまこ入鴨鍋」は
秋田の名物料理「だまこ鍋」と
クセのない味わいの「鴨鍋」をミックスしたもので
郷土の食材を活かした、この時期ならではの季節料理です。

だまこ入鴨鍋

   
 
上記の他にも是非ご賞味いただきたいのが当苑の定番料理とも言える「鯉のあらい」。
それに、町の新名物料理「大綱薇貝焼」。決して着飾ったお料理ではありませんが、
地場の自慢の食材を活かした強首ならではの季節料理をお楽しみください。
西仙協和名物田舎料理
大綱薇貝焼(ぜんまいかやき)

昔から地元で食されてきた田舎料理を、新たに西仙北地区の伝統行事「刈和野の大綱引き」にちなみ「大綱薇貝焼」として復活させました。地元の山々で採れる薇を利用し、昔懐かしい故郷仙北地方の味として四季を通じてご賞味いただけます。
     
鯉のあらい
当苑の裏手を流れる雄物川で獲れる鯉の中から、食するには最も美味しいとされる3年ものを選んで食材としています。獲れた鯉は一旦、当苑の生け簀に入れ、泥臭さを消した後に、あらいとして提供しています。淡白な中にも深い味わいのある当苑の代表料理の一つです。あらいの他に「鯉こく」も人気料理となっています。
鯉の甘露煮
地元産の鯉をコトコトと三昼夜かけて煮込み、柔らかく仕上げています。コクのある味わいと、あっさりとした口当たりは独特の味わいです。
(鯉は中国では古来より薬膳料理の素材として使われており、日本でも最も位の高い魚として捉えられて来ました。)
日本一おいしい「まぼろしの白菜」
当苑のある強首地区は白菜の産地としても有名です。
当苑の裏手を流れる雄物川が運んできた堆積土の肥沃な土地に恵まれ、古くから白菜づくりが行なわれてきました。
通称「強首白菜」と呼ばれる当地の白菜は、柔らかさと適度な甘味、 それに漬物にしたときのサクサクとした歯ごたえが特徴です。

サクサクとした歯ざわりがこたえられない白菜漬け以外にも白菜の食べ方は色々。当苑のオリジナル料理「だまこ入鴨鍋」や「大綱薇貝焼」にも美味しさを盛り上げる重要な食材として活かされています。












   

 

第28回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選
選考審査員特別賞受賞

《プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選》とは・・・
主催:(株)旅行新聞社 後援:(社)全国旅行業協会・(社)日本旅行業協会
全国の旅行業関係者、約18,000人へのアンケートを集計し決定されるもので、その時代ごとに「プロの厳しい目で『もてなし』『料理』『施設』『企画』などの充実度と満足感をもとに選び出される優秀なホテル・旅館です。
規模が小さいことなどから100選の対象にはならなかったもの、選考審査委員会が特別推薦に値する宿として全国から10軒の小規模和風の宿を選出するもので、この度、当「強首 樅峰苑」が庄屋屋敷を利用した文化財建物の宿として選出されました。

第28回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」

「和風の宿 特別賞」

強 首 樅 峰 苑 殿

2003年1月24日

株式会社 旅行新聞新社・100選選考審査委員会


「日本温泉遺産」認定

「温泉遺産」とは・・・

「日本温泉遺産を守る会」が独自の基準で認定した温泉地の建造物、温泉文化、源泉 風呂の宿をいい、安全を重視し旅籠の心意気を持つ源泉宿と後世に遺したい温泉文化 の総称です。 日本温泉遺産を守る会は、温泉ジャーナリストの野口悦男氏が中心となって15年前 から構想し、温泉を愛する有志とともに発足させたコミュニティです。